春秋戦国時代について

東周王にとって封建とは、存在意義であり、正当性を認める機能としての役割を果たしていた。封建制は諸侯―卿・大夫―士の関係で成り立つ。しかし、卿は実質不在領主となり影響力が低下し、家臣や邑宰が実験を掌握するというように支配体系が不安定化する。

春秋の五覇のひとつであった晋が朝・魏・韓を諸侯に承認することにより、晋は分裂、戦国時代がはじまる。このように、春秋時代の終焉は、國主の不安定化から下克上へと移り変わることによって生じた。族的秩序が弛緩し地縁的秩序へ移行し、都市国家から領域国家へと変貌し、貨幣も流通するようになり中央集権的な性格を持つようになる。

戦国時代に突入し、戦乱の時代をどのようにすごすべきかという思想の需要が高まり諸子百家が生まれた。孔子の儒家をはじめとして、墨家や縦横家兵家、道家、法家など様々な政治思想が生まれる。